やり貝日記

多分ゲームのこととかを書きます。

サメ映画を、見ました

皆さんはサメ映画なるジャンルをご存知だろうか。こんなブログまで辿り着くような皆さんなら当然知っているだろうが一応説明しておくと、よくわからないサメが出てきて人間を虐殺してキャッキャするタイプの映画のことである。私はネタとしては知っていたが本編に全く詳しくなかったのでエアプはよくないなあということで貴重な休日を潰して4作品ほど視聴した。時間返してほしい。

 

1.ファイブヘッドジョーズ

 タイトル通り、5つの頭を持つサメの活躍を描いたお話である。どこかの大学の学長の名前みたいだあ。今回見た映画の中では一番サメ映画としてはまともで、まあまあ面白かった。最初は4つの頭しかなかったのでどうやって生えてくるのかなとわくわくしながら見ていたら、尾びれが変化して頭になったのはちょっと意味不明だったと思う。そこまでファンタジーにするなら頭100個くらいにしてもよかったんじゃない?サメ映画の鉄則なのかどうかは知らないが全体的に主人公は死ににくいらしく、5つ頭があるという性質上一度に一人の人間だけを襲うことが難しい(必ず巻き込んでしまう)という弱点を本作のサメは持っているため、主人公にまとわりつくことで死を回避することができるという戦法が確立されていて面白かった。

 

2.シャーク・キラー

 今回見たサメ映画の中では一番つまらなかった。開始3分で主人公がコブラみたいに女の危機に颯爽と現れサメの襲撃を阻止したあたりではサメ映画版無双モノか????面白そうじゃん!!!!と珍しく興奮してしまったのだが、その後に続いていたのは退屈な人間同士の戦闘と主人公の薄っぺらさを強調し続ける意味のわからないジョークだけであり、鍋☆くらいには見るのがきつかったと思う。敵のおっさんの脚が悪いのを利用して障害者殺し技をつかったりしていたのでポリコレに反しているかもしれない。もしかしたらサメ映画を期待しないで見たら面白く感じられるかもしれないので、サメ映画を見る気のない人は見てみると良いかもしれない。

 

3.ジュラシック・シャーク

 地下で眠っていたメガロドンが目覚めて湖で人間相手に暴れ回るという非常にシンプルなストーリーからなる作品。メガロドンが淡水の浅瀬で活動できるかどうかは専門家ではないのでよくわからないが、ジュラ紀の生物でないことだけは確かなようである。世界で最も酷い映画ベスト12にランクインしているらしく期待していたが、きちんと名前負けしない内容を魅せつけてくれた。なぜかオープニングでスタッフロールが始まり、かといってエンディングがスキップされるわけでもなく10分近くに及ぶエンドロールがしっかりと流れる。なんで。サメの演出に関しても最底辺レベルであり、人間が殺される場面が直接描写されることはほとんどない。たまに描写されることもあるが凄まじく不自然なCGだったり適当感溢れる脚だけ残ってるなどの笑顔案件だらけである。

 

4.鮫の惑星2

 名前負けしてる。なぜ1ではなく2なのかというと借りるときに1がなかったかららしい。内容は水没した未来の地球(?)のような場所でサメを操る力を持った悪者と主人公たちが戦うというよくありそうな内容である。サメ描写はそれほど多くなく、かといって人間ドラマが繰り広げられていたわけでもなく、画面の中で何が繰り広げられていたのかははっきり言ってあまり思い出せない。だって連続で見すぎて疲れてたんだもん。ただ主人公が恐ろしく無能であり、他キャラにほぼおんぶでだっこだったのが不快だったのははっきりと覚えている。終盤で主人公が敵にボコられているのをヒロインがサメを操って助けるシーンとかはかなり主人公の無能さが全面に押し出されていたように感じる。戦うヒロインとか描きたかったのかな。